チバニアンってなんぞや!?

(2025年12月02日)

 

 

こんにちは。尾鍋組の大石です。

 

 

最近、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。

日中は気持ちの良い晴天でも、風が冷たくなってきて、インフルエンザも大流行中

「手洗い」「うがい」そして「保湿」を入念に!!

 

 

さてさて、私たち尾鍋組は普段、建物を支える「地盤」に携わっています。

 

一般的な戸建て住宅では、概ね深度10mぐらいから深くても20mぐらいまでしか関係してきませんが、地盤はもっとずっと深くまで続いています。

 

個人的には、そうやって深くまで見ていくなら、地盤というより、地層と言う方が合ってる感じがします。

 

以前紹介した中央構造線も、地層の境目ですしね。

 

 

今回は、そんな地層のちょっと前に話題となった、「チバニアン」についてご紹介したいと思います!

 

 

 

皆さんは「チバニアン」ってご存知ですか?

 

これは、ジュラ紀や白亜紀と同じ、国際的な「地質時代」の名前で、約77.4万年前から約12.9万年前までの期間を示します。

引用:

https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=61004714de0c5f03dc0b5314

 

 

イタリアにある同時期の地層が見える露頭との熾烈な命名争いに勝利し( ´艸`)、2020年1月15日に国際地質科学連合より代表的な地層として日本の千葉の露頭が選ばれ、この時代の地層は「チバニアン」(Chibanian、千葉時代)と命名されました!!

 

日本の地名が地質時代名になるのは、史上初です!!

 

引用:https://yuzupa.com/chibanian/

 

 

なぜ千葉の露頭が選ばれたかというと、「地磁気逆転」の証拠が、世界で最も鮮明に残っていたからだそうです。

 

 

 

地球のN極とS極はこれまで何度も逆転をしていて、一番最近切り替わったタイミングが、チバニアンの始まりの境界(約77.4万年前)とされています。

この磁場の変化の記録が、千葉の露頭では綺麗に見ることができたため、千葉が選ばれました

 

引用:https://yuzupa.com/chibanian/

 

 

でも残念ながら、今は見に行くことができません(´;ω;`)

 

現在、この壮大な歴史を感じられるように、新ガイダンス施設を建設中で、令和9年度にオープンが予定されていますので、それまで待ちのようです

 

引用:

https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=6864873ecec6550f3651b703

 

 

施設が完成したら、私も現地を訪れてみたいですね

 

 

 

ではまた!!

 

 

 

 

   
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