社長からのご挨拶
ごあいさつ
株式会社尾鍋組は、1962年の創業以来、地域に根ざした公共土木工事を中心に事業を展開してまいりました。一方で、社会の課題やニーズは多様化し、地球環境問題が大きな社会問題としてクローズアップされるようになり、これまで培った土木技術を活かし、これらの課題解決に貢献できないかと模索しました。
そこで2003年に出会ったのが、従来から使われているセメントや鉄の杭を使用せず、「自然石である砕石のみを用いた地盤改良技術」です。砕石は、セメントや鉄と比べ生産段階でのCO2排出量が非常に少ない素材です。また、砕石を用いた地盤改良は地中に人工物を残さず、環境負荷の低減につながります。
さらに、土地は個人や法人にとって大切な資産です。近年、杭の撤去工事が急増していますが、人工的な固形物を地中に残さない「砕石の地盤改良技術」であれば、将来的に土地を売却する際にも杭の撤去費用の負担を抑え、資産価値の低下を防ぐことができます。
環境負荷を低減し土地の価値を守ることができる地盤改良技術は、今後ますます求められると確信し、三重大学との共同研究を通じて「砕石の地盤改良技術」の開発に取り組み独自の地盤改良技術「エコジオ工法」を完成させることができました。現在では、全国各地で施工できる体制が整いつつあります。
尾鍋組はこれからも、社員の幸福と顧客満足の向上を追求するとともに、土木部と地盤改良事業部が力を合わせ、建設技術を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
株式会社 尾鍋組
代表取締役 尾鍋 哲也
代表取締役 尾鍋 哲也
代表者の略歴
昭和37年02月 | 三重県松阪市飯高町で生まれる |
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昭和59年03月 | 三重大学農学部 農業土木学コース 卒業 |
平成09年04月 | 飯高町商工会 青年部 部長 |
平成09年10月 | 三重県 櫛田川ブロック渓流環境整備計画策定検討会 委員 |
平成10年01月 | 建設省 三重工事事務所 櫛田川環境特性懇談会 委員 |
平成10年06月 | 飯高町 美しいまちづくり環境審議会 委員 |
平成11年04月 | 松阪建設業協会 青年部会 会長 |
平成14年01月 | (社)日本青年会議所 建設部会 三重建設クラブ 会長 |
平成15年04月 | 赤桶やったろ会(まちづくりの会)設立 会長 |
平成15年06月 | 三重県建設業協会本部 IT専門化委員会 |
平成17年04月 | 松阪市 飯高地区地域審議会 会長 松阪市立宮前小学校PTA 会長 |
平成17年09月 | 松阪市 総合計画審議会 委員 |
平成20年04月 | 日本砕石地盤改良協会 会長 |
平成21年04月 | 松阪市PTA連合会 会長 |
平成22年12月 | エコジオ工法協会 現会長 |
平成24年04月 | 宮前まちづくり協議会 現役員 |
平成30年05月 | 松阪東ロータリークラブ 入会 |
令和2年12月 | 地盤改良事業への取組を綴った書籍を出版。 「住宅地盤イノベーション」~地方の土木会社が挑んだ17年の軌跡~ 著者:尾鍋哲也 ※https://www.onabe.co.jp/topics/news/6238.html |
令和4年08月 | 第5期 中部知的財産戦略推進計画策定委員会(中部経済産業局)委員 |