従来の工法での施工では、地盤改良市場が飽和状態に陥っていました。
そのため、他社と違う強みを模索している時に、GIRの認定店ということでエコジオ工法の話を耳にしたんです。
そこから半年ほど悩みましたが、話しを聞いてみると、経済性の良さ、従来の工法では出ていた残土などの産業廃棄物の削減、セメントなどの不使用による環境への配慮という従来の工法との大きな違いに興味を持ちました。
また、滋賀県ではまだ代理店がおらず、先手をとれる見込みがあったので、エコジオ工法に取り組むことを決めました。あとは、補助金による後押しもありましたしね。

ここ近年で、地盤改良事業に力を入れるにあたって、人員不足を感じていました。
作業機械はあるのだけれども、それを操作する人間が不足していたのが問題でしたね。

地盤保証会社からの紹介と、尾鍋組からの勧誘で知りました。
「砕石による地盤改良って、実際はどうなんだろう？」という心配もありましたが、エコジオ工法の実績も知っていたので安心できると思い、興味を持つきっかけになりました。

他の砕石工法と比較したときに、ケーシングの利用で掘削した穴の壁面の崩壊を防ぐことができることが一番大きな決め手でした。
EGケーシングについて詳しくはこちら

あとは、前の質問でもお話ししましたが、エコジオZEROなら残土が排出されないため、環境にも優しいことと、エコジオZEROは出来たばかりの工法なので、今取り入れることにより先手を取ることが出来ると感じたためです。

実際にエコジオ工法を取り入れる際に、投資対効果が見合う事業として確立出来るかが不安でしたね。
その他に不安はありませんでした。

作業機械の故障などの際に対応が早く、アフターフォローの体制が良かったです。
今までは、社外の研修を受ける機会が少なかったのですが、エコジオ工法を始めたことで、研修や講習などの社外研修が多く、結果として社員のモチベーションの向上に繋がったのがとても良かったです。

セメント混じり残土などの産業廃棄物の削減により、現場の状態をキレイな状態で維持できるとともに、現場での作業時間が大幅に短縮できたのが大きいです。
現場の社員も、「作業が楽になった」と喜んでいます。
また、作業用の機械のメンテナンスが楽であったり、産業廃棄物の処理に掛かる費用の削減が出来るのでコストの削減につながったのも良かったです。

従来の工法と比べて付加価値が多く、従来工法が抱えている課題を解決できるので営業に行った時に興味をもってもらうことが多く、新規のお客様の開拓が非常に行いやすくなりました。弊社がエコジオ工法が良いと思っているのが伝わっているからか(笑)、ほぼ100%のお客様にエコジオ工法を採用していただいています。

大手のハウスメーカーに営業を行っても断られてしまうことがあるので、大手のハウスメーカーに対してのアプローチを本部から展開していただけると嬉しいです。
あとは、土木工事・公共事業へのアプローチももっとできると、また違った分野での活動を視野にいれることができるので今後期待していきたいですね。